天使の取り分

ソフトウェア開発に関するよもやま

Clean Architectureを読む(1)

ボブおじさんことロバート・C・マーチンのClean Architectureを買ったので、ちょっとずつまとめていきます。

1章 WHAT IS DESIGN AND ARCHITECTURE?

デザインアーキテクチャの差は実はないと言っています。ハイレベルな構造と、ローレベルの詳細を切り離して考えることはできないのだ、と。
また、一般論として年月を重ねソフトウェアの規模が大きくになるにつれソフトウェアの開発生産性は落ちていく、それはなぜかというと「後できれいにできる」という過信があるからだと述べられています。実際には後からきれいにすることなんてできないので、後回しにせず最初からよいソフトウェアを作っていくことが重要なのだと。
ではよいソフトウェアっていったい何なの、というのがこの本のテーマ(Clean Architecture)ということです。